コメディに挑戦
- [ Post Date ]
- 2009/06/11
- [ Category ]
- 日々のこと
6月11日(木)
私のゼミでは、週一度のクラスのほか、もうひとコマ「サブゼミ」と称して、学生達がやりたい活動を自由にやる時間をもうけている。
基本的に教員の私は口出しせず、学生の自主性にまかせて、うまくいくこともいかないことも経験してもらっている。「サブゼミをやらないといけない」という枠と、「学生の自主性に任せる」というところに矛盾があるのは確かだが、学生が背中を押されたお陰で活動できてよかったということも多いのだ。
映画ビデオの鑑賞、討論、学外の見学、お茶会、キャンパスに花壇を作る、演劇のワークショップ、スポーツ大会・・・。学生のやる気と発想力、行動力が如実に見える。
私自身の学生時代、大学は学生の自治と実験の場所で、自主的な読書会や勉強会が授業と同じくらいの比重でおこなわれていた。教師なしで自分で学ぶ体験を、今の学生にもしてもらいたい。
今年のサブゼミでは、演劇大好きな青年が、「ゼミのメンバーで演劇をやろう」と提案していたと思うと、力作のオリジナル脚本まで書いてきてくれた。
コメディ「桃太郎」。
彼の熱意はゼミの学生たち一人ひとりに火をつけてくれた。みんなの表情がかわってくる。
キャスティングも工夫、男性がおばあさん役、女性がおじいさん役とか。私が入ると邪魔かなと思っていたが、「鬼の手下2」の役をもらいました!
面白いことをすると、面白い人たちが集まってくる。面白い人が加わって、ますます面白くなっていく。
「舞台で上演するならそのとき録画してあげる」という人。「稽古風景を写真に撮ろう」という人。
自分も役者として混ぜてほしいという男性もあらわれた。
なんでしょう、この集団の求心力!
すると脚本を作ってくれた学生が、さらにこの新入りの人にふさわしい役を付け加えて、脚本を書き直してくれた。とってもかっこいい長台詞を言える役なのだ。
この新入り君、ますますはりきって、今日など、長台詞をいきなり即興のラップで歌っていた。すごい才能。
この渦巻き、どんなに大きくなるでしょう!
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