教育活動の工夫
- 2006年4月~2010年
- 「日本の身体文化演習」
- 授業はすべて和室で、後半は可能な限り学生は和服でおこなう。腰肚に中心、厳格な型、動作の高度な洗練、手の使い方の繊細さ、人への心遣い、など日本の身体文化の特徴を、実習と座学をまじえながら学ぶ授業。実習では、謡「高砂」の一節を謡う、着物の着付けや立ち居振る舞い、茶道の薄茶略点前なども。
- 江戸川大学
- 2006年4月~現在
- 「現代身体文化論」
- 通常の講義にまじえ、姿勢の実習、呼吸の実習、手当法の実習、情報化時代の目と大脳の酷使による偏った疲労を除く実習など、身体を使った実習をおこない、体験的理解を促進させています。
- 江戸川大学
- 2006年9月~現在
- 「身体コミュニケーション」
- 一般的な身体コミュニケーション論の講義に加え、身体コミュニケーションの感覚を育てる実習を取り入れている。実習は、愉氣法、男女のペアダンス、子どもの遊びなど。
- 明治大学情報コミュニケーション学部
- 1998年2月~2010年
- 「専門ゼミナール」「卒業研究」
- 味噌仕込み実習。3・4年ゼミナールの学生たちが、毎年2月に平山宅で、10キロ以上の味噌をしこむ実習をする。大豆、麹、塩のみを材料とする純正の味噌で、1年後の食べごろまで、研究室に移した味噌甕に学生は発酵の具合をみる。細菌の働き、時間の経過で熟成を待つ営みなどを学生たちは学び、発酵促進剤を使う近代産業を相対化する。出来た味噌は、ゼミなどのフィールドワークの手土産としている。
- 江戸川大学
- 1999年7月~現在
- 「日本の身体文化演習」「専門ゼミナール」「基礎ゼミナール」
- 能・狂言鑑賞への学外引率。平山が事務局長をつとめている毎年1回の能楽鑑賞会に、能・狂言の身体文化についての事前講義をしたうえで学生たちを引率している。鑑賞後、楽屋見学、能楽師との質疑応答なども行う。
- 江戸川大学
- 2008年・2009年9月~翌年1月
- 「世界の身体文化演習II」
- 身体表現によるセラピーである「ダンス・ムーブメント・セラピー」の実習を中心とする。日常生活での自分の動きの限界を少しずつ破り、動きたい欲求をうながし、他者や音楽などへの感性をたかめていく。現代人の身体状況などの座学の授業と実習を交える授業とする。非常勤講師のダンス・ムーブメント・セラピーの専門家と平山が共同で担当した。
- 江戸川大学
- 1998年8月~2009年8月
- 「専門ゼミナール」
- 1泊2日~2泊3日の夏合宿。八王子大学セミナーハウスで行う。リラクゼーション、身体コミュニケーションのゲーム、ブラインドウォーキング、即興の身体表現など、さまざまなボディワークを学生たち皆でおこない、自分自身や、現代人の身体についての気づきを得、コミュニケーション力や表現力を養う。ゼミで夏休みに旅行に行く年以外は、毎年恒例でおこなってきた。
- 江戸川大学
- 2008年・2009年4月~7月
- 「世界の身体文化演習Ⅰ」
- 1990年代よりグローバルに広がっている、ラテン系ペアダンスの「サルサ」の実習を中心とする。男女がペアになり、次々にパートナーを替えて、即興でさまざまな人と踊る、オープンなコミュニケーションである。非常勤講師のサルサの専門家と平山が共同で担当し、実習と、身体文化の座学を交えて授業を進行させた。学生たちには非常に好評で、学生による授業評価では、大学の全授業のうち最高の評価だった。
- 江戸川大学
- 2008年9月
- 「専門ゼミナール」
- 台湾での4泊5日のゼミ研修旅行。11人のゼミナール3年生を引率して、台湾に行き、身体文化を中心テーマとしたフィールドワークをおこなった。台北での路上観察、少数民族の舞踊鑑賞、カンフーや中国式マッサージの体験など、さまざまな調査、体験。その記録と考察は、この年の学園祭のゼミ展示で発表した。
- 江戸川大学
- 2006年9月
- 「専門ゼミナール」
- 沖縄での3泊4日のゼミ研修旅行。5人のゼミナール3年生を引率して、沖縄に行き、身体文化を中心テーマとしたフィールドワークをおこなった。那覇での路上観察、琉球舞踊の鑑賞と一日体験、紅型染やミンサー織の体験、ユタの修行をした女性への聞き取り、琉球民謡の体験など、多彩な調査、体験をおこなった。その記録と考察は、この年の学園祭の展示で発表した。
- 江戸川大学
- 2006年9月~2007年3月
- 「社会調査演習実習」
- 身体文化の熟達者の身体感覚についての調査。野口整体の整体師、ガラス工芸職人、スキー選手養成の指導者など、達人の身体感覚をインタビュー調査した。
- 江戸川大学
- 2005年4月~2006年3月
- 「専門ゼミナール」
- アキバ系の身体についての調査。ゲーム、アニメに非常に惑溺している男性の、身体的特徴について、観察法、参与観察法、ドキュメント法、インタビュー法などを使って調査した。8月には学外実習として、お台場のコミックマーケットでのフィールドワークをおこなった。記録、考察は論文集『アキバ系の身体』にまとめた。
- 江戸川大学
- 2001年4月~2004年3月
- 「社会調査演習実習」
- 水商売のママさんへのインタビュー調査。ママさんの男性観、家族観、時代の変化などについて。記録と考察をまとめた論文集は『ママさんに聞く 大人の男、大人の女とは』『ママさんに聞く 男の人の甘えをどう思っていますか』『ママさんに聞く 「心理ブーム」以前からのちまたのカウンセラーの癒しの知恵とは』として私家版を刊行。
- 江戸川大学
- 2001年4月~2004年3月
- 「社会調査演習実習」
- 55年体制崩壊後に従来なかった新しい社会活動に取り組んでいる人たちへのインタビュー調査。学生2、3人のグループで人物を探させ、起業家、環境運動家、市民運動家らにインタビューさせ、記録と考察を論文集にまとめた。論文集は『社会を変えていく人々(2001年度)』、『社会を変えていく人々(2002年度)』、『社会を変えていく人々(2003年度)』として私家版を刊行。
- 江戸川大学
- 2003年4月~2004年3月
- 「専門ゼミナール」
- セクシュアルマイノリティの方の生き方についてのゼミナール共同研究。トランスジェンダー当事者の方々5人への、直接インタビューを中心とした研究を指導した。学生たちは、未知のトランスジェンダーの方に連絡をとり、インタビューをおこない、記録・分析をし、論文集を作成し、学園祭で発表する体験を通じ、幅広い社会的活動力を養い、性について、社会的偏見について深く考えることとなった。この研究成果をまとめた『セクシュアルマイノリティの方の生き方 インタビュー調査をもとに』は、学外からも高く評価された。
- 江戸川大学
- 2002年4~12月
- 「専門ゼミナール」
- ヤンママとパパの意識についてのインタビュー調査。研究成果は『ヤンママとパパの本音 20歳以前に子どもをもった母とその夫の子育て、夫婦関係、家族観をめぐって』にまとめたが、学外からの問い合わせが多く、ロシアの日本語学校の教材などにも使われた。またタウン誌『東葛まいにち』にこれについての記事が掲載された。
- 江戸川大学
- 2000年・1999年・1998年7月
- 「基礎ゼミナール」および「専門ゼミナール」
- 生きた鶏を譲り受け、ゼミナール学生たちで絞めて、料理して食べる、いのちをいただく体験をする実習を、計3度おこなった。実施についてはゼミ内で徹底して話し合いをし、当初抵抗を示した学生達も承知してから臨んだ。みずから屠殺するという体験を通して、いのちを食べさせていただく勿体なさを実感し、生きていてもつまらないという感覚が根底から覆された学生も多い。学生たちの考察は、『専門ゼミナール論文集』『基礎ゼミナール論文集』に収めた。その写真、映像、考察文は、研究・教育用ビデオ『死生観の人類学 第一巻 死をみつめる』(新宿スタジオ)に収めた。
- 江戸川大学
